子猫の成長はめまぐるしいものですよね。
とーっても可愛らしい子猫の期間はあっという間に終わってしまいますが、成猫になるまでの大切な期間です。
また、生まれてからしばらくは病気にもなりやすく、栄養は足りているのか、何処か体におかしいところはないか、ちゃんと育っているのかと心配になります。
子猫がどの様に育っていくのか、ここで紹介したいと思います。
Contents
子猫の成長~乳仔期
生後2ヶ月ごろまでが乳仔期です。
生まれたての子猫の平均体重は大体100g前後です。
1日に10~20gずつ体重が増えていきます。
生後1ヶ月で約400~500gになります。
子猫は生まれてから大体6~7日後に目が開き、10日頃に耳が聞こえる様になります。
子猫によって早かったり遅かったりと、成長の度合いも猫によって個体差はあるようです。
普通は母猫が食事や排泄の世話をする期間です。
この期間の子猫を育てることになった飼い主さんは、
人間の子供と同じように短い間隔でミルクをあげる、排泄を手伝うなど、
子猫のために適切な処置をする必要があります。
病気の心配もありますので育て方も含めて一度動物病院に相談して下さい。
生後4~5週目で子猫は兄妹とじゃれあったり、狩りのまねごとを始めます。
家の中に子猫に危険が及ぶものがないか、イタズラされて困るものがないか再確認しましょう。
私の愛読書、「くるねこ」の作者のくるねこ大和さんは、この時期の子猫を何度も育てています。
中には生まれた時の状態が悪く、すぐにお空へ行ってしまった子猫たちもいました。
決まった回数ミルクを与えなくてはいけないので、眠気眼でミルクを与えたり、子猫によってはミルクの与え方も変えている様子など、読んでいてこの時期の子猫を育てる大変さを感じました。
子猫の成長~子猫期
生後2ヶ月~6ヶ月頃までが子猫期です。
2ヶ月頃の体重は、約950~1000gです。
恐怖心よりも好奇心の方が強い時期です。
何かとやんちゃな時期です。
乳仔期同様、猫が住む環境に注意し、目を離さない様にしましょう。
うちの場合、3ヶ月頃から飼い始めましたが、家に誰も居なくなる時はケージに入れて留守番させていました。
ペットショップの指導もあり、ケージから出すのは1日3回、15分程度遊ばせたらケージに戻していました。
危険回避とたくさん睡眠を取らせるためです。
子猫の睡眠は成長ホルモンをたくさん分泌させるためにも大切です。
また余り遊ばせて疲れさせてしまうのも良くないと言われました。
子猫の成長~若猫期
生後6ヶ月~12ヶ月頃までが若猫期です。
6ヶ月頃の体重は、約2.5~3kgです。
この頃は体つきも成猫に近くなってきます。
人間でいうと中学生から高校生の頃になります。
この頃の最大の特徴は発情期がやってきます。
5ヶ月頃から始まる猫もいます。
去勢・赴任手術を考えているなら発情する前にしましょう。
まとめ
- 乳仔期は、体重100g前後
-
子猫期は、体重950~1000g前後
-
若猫期は、体重2.5~3kg前後
子猫は食事や排泄の世話、怪我の心配など色々ありますが、気を配り、愛情持って子猫期の猫ちゃんとの生活を楽しみましょう。
うちの猫は1歳になりますが、そうやって心配しながら一緒に生活していくうちに猫への愛情はどんどん強くなっていきました。
大きくなった今では子猫期以上に可愛く見えるし愛おしいです。