人間界では、長いこと減塩がうたわれています。
塩分の摂り過ぎは、体に毒です。
もちろん同じ動物である猫ちゃんだって、塩分の摂り過ぎは体に悪いのです。
では、猫ちゃんの1日の塩分摂取は、どれくらいがよいのでしょうか?
Contents
猫ちゃんが一日に摂っていい塩分量って、どれくらい?
さて、猫ちゃんの1日の塩分摂取量は、どれくらいがベストなのでしょうか?
これには、以下の計算式があります。
猫ちゃんの塩分摂取量の計算式
「3.1mg(ナトリウム量)」×「1日の必要カロリー」=「ナトリウム摂取量」
「ナトリウム摂取量」× 2.54 ÷ 1,000 =「猫が1日に必要な塩分の量」
1日400キロカロリー必要な猫の場合:1日に必要な塩分量は約3グラム
出典:https://nekochan.jp/cat/article/2447#anchor0
2回計算するのでちょっと大変ですが、一度おうちの猫ちゃんに当てはめて、計算してくださいね。
猫ちゃんが塩分を摂り過ぎたとき、どうなる?
では、猫ちゃんが塩分を取りすぎてしまうと、猫ちゃんの体はどうなるのでしょうか?
猫ちゃんの健康のために、飼い主さんはしっかり知っておきましょうね。
猫ちゃんが塩分を取りすぎてしまうと…
実は、猫ちゃんは塩分過多の食生活が続くと、腎臓や心臓に影響が出てしまいます。
まず猫ちゃんがかかりやすいのは、尿結石です。
ナトリウムが猫ちゃんの尿道で結石となってしまう、怖い病気です。
また、最悪の場合腎臓病や心臓病を発症するおそれもあります。
塩分が多い食べ物は、どんなものがある?
もちろん、おうちの猫ちゃんを病気になんてしたくないですよね?
以下の食べ物は塩分が多いですので、気をつけましょう。
猫ちゃんの嗜好品
猫ちゃんおやつは、味付けの濃い塩分が多いものが多いです。
また、あげすぎは肥満の元にもなりますので、あくまでおやつとして、猫ちゃんには適量あげましょうね。
人間の食べ物
猫ちゃんの中で、鰹節やソーセージなど、人間の食べ物に興味を示す子はいませんか?
これは、絶対にあげてはいけません。
猫ちゃんにとっては、塩分が多すぎます。
人間用に作られたものは、人間だけが食べるようにしましょうね。
まとめ
猫ちゃんの1日の塩分摂取量は、2つの数式から計算できます。
- 「3.1mg(ナトリウム量)」×「1日の必要カロリー」=「ナトリウム摂取量」
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「ナトリウム摂取量」× 2.54 ÷ 1,000 =「猫が1日に必要な塩分の量」
猫ちゃんが塩分を摂り過ぎてしまうと、膀胱炎や腎臓病・心臓病のおそれが出てきます。
猫ちゃんのおやつは味付けが濃いですので、与える量や頻度には気をつけましょう。
また、人間の食べ物は絶対に与えてはいけません。
猫ちゃんが可愛いからといって、甘やかすのではなく、まずは猫ちゃんの健康を考えてあげましょうね!