猫と一緒に暮らしていると、いつも違う元気がない様子に気がつくことがあります。
いつも元気な猫が、急に元気をなくしたら飼い主さんは心配でたまらなくなりますよね。
今回は、食欲はいつもと変わらずあるけれど、元気がない猫について、考えられる点とその場合の接し方について説明します。
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食欲はあるけれど、元気がない
いつものようにご飯は食べてくれるのだけれど、何だか元気がない。
名前を呼んでも知らんぷり、おもちゃにも興味を見せず、じっとしてあまり動かない。
そんな猫の様子に、どうしたのかと、心を痛めてしまう飼い主さんもおられると思います。
猫という生き物はきまぐれなので、遊ぶ気分じゃない時や放っておいて、という気分の時もあります。
様子をみて、食欲があり、元気がないのが1日だけでしたら、あまり心配することはありません。
元気のない日が続く場合
食欲はいつもと変わらないのだけれど、元気がないという日が続くのでしたら、まずは猫のストレスではないかと考えたらよいでしょう。
もともと警戒心が強い猫は、まわりの状況の変化に非常に敏感です。
たとえば、飼い主さんに大きな声で怒られた、外で大きな音がしている、部屋の模様替えをしたなど。
何かのストレスが考えられるならば、その原因となるストレスをなるべく取り除いてあげましょう。そうすれば元通りに元気を取り戻してくれるかもしれません。
ストレスではない場合
何もストレスになるものは考えられない場合には、どこかに怪我をしていないか、しっかりと猫の体をチェックしてあげましょう。
同じ場所を舐めていないか、爪が剥がれていないか、あるいはどこかに小さな傷が見つかるかもしれません。
そのような場合は、獣医さんで処置をしてもらうのが最適です。
怪我もしていない場合
ストレスでも怪我も見当たらない場合、ほかに考えられる要因を考えると、何らかの病気を疑ったほうが良いかもしれません。
夏バテや脱水、猫風邪なども考えられますが、ご飯を食べるのであれば腎臓病を疑ってみましょう。
まずは獣医さんへ連れていき、現在の状況を細かく説明し、相談をしてみましょう。
万が一、腎臓病が見つかったとしても、早期発見であれば、食事療法で改善し長生きできます。
まとめ
- 食欲があるけど元気がない日が1日だけならば、そんなに心配はいりません
- 元気がない日が続いていたらまずは猫のストレスを考えましょう
- ストレスでなければどこかに怪我をしていないかすみずみまでチェックしましょう
- ストレスでも怪我でもなければ病気を疑い、獣医に連れていきましょう
猫と幸せに暮らすには日頃から猫の様子をしっかり見てあげることが大事です。
ご飯を食べていてもどこかに不調をきたしていることもあります。
普段と違う様子が少しでも見られたのならば、しっかり猫と向き合い、その原因を探ってあげて対処してあげることが大切です。